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新規事業の立ち上げ、特に仮想通貨・ブロックチェーン・xTech領域の支援を行います。

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ブロックチェーン人材の4分類

※本記事は2018/04/04に書かれたものを移植しました。

こんにちは、早速ブロックチェーンまわりのイベントや人に会い始めているのですが、1年位前(いまも)AIが騒がれていたころと非常に似ているなーとおもったので、比較として書いてみようと思います。あくまで私見なので苦情は受け付けます。

AI人材の4分類

まず、AI(人工知能)人材と世間で呼ばれるものを昨年ディスカッションしたことがあり、まずそちらをご覧ください。

なお「呼ばれるもの」と表現したのは、機械学習の分野でやってるエンジニアに「人工知能」っていうと怒られるからです。ここでいうAI人材は、主に僕の観測範囲であるWeb~IoTあたりで、大量のデータを収集しなんらかの機械学習処理を行いその結果をビジネスに適応するための一連の知識を持った人と定義します。

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こんなかんじです。僕が主に直面するシーンでいうと「おい、わが社もAIやってプレスリリース打ちたいんや」と上司に言われ「AI人材探してるんですよー」という相談を受けた時にこの軸で分類していました。そういう企業に1とか2の人がいきなり入ると不幸になったりするので、3とか4の人を探さないとだめですよねと。

ブロックチェーン&仮想通貨業界

これと似たことがブロックチェーン・仮想通貨業界にも起きています。

ブロックチェーン業界と仮想通貨業界はやや分けたほうがいいと思っていて、前者がデータベース・台帳としての純粋なプライベートブロックチェーン利用(金銭的価値を持たせない)も多くある一方、トークンエコノミーとして金融知識、法律知識が多く求められるのが後者の業界のイメージです。

これらはきっぱり分かれているわけではなく、ゆるやかに業種の軸として文化が違うなと感じています。直近の流れでいうと、仮想通貨交換業は昨今の情勢を鑑み、ブロックチェーン企業やFinTech業というよりも、文化的に金融業になりつつあります。

そういう意味で次の表は、いろいろな業務の中でブロックチェーンに携わる人をイメージして書いてみた図です。ご意見いただければ幸いです。

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こちらも同じパターンで「ブロックチェーンで○○する新規事業を考えているんです!」の場合、ビジネス的な成功要因が"ブロックチェーンであること"ではなくブロックチェーンと隣接する「つなぎ目」をいかに構築できるかにかかっているものが多いように感じます。

たとえば地域通貨やジャンル特化型通貨をブロックチェーンでやる場合は、その通貨を使える店を開拓する営業力がKSF(Key Success Factor)だったりすることが往々にあります。

そういう場合は、3や4の技術者だけでよいのですが、一方でCryptoKittiesみたいなものを作ってみる場合2が必要、場合によっては1の知識が求められるのではないでしょうか。

本日も某イベントに来ていますが、これから立ち上げる人たちは未来を語り、ICOやプロダクト開発が一定済んだプラットフォームの人たちは、各国の規制、つまり「今までの世界」とどう向き合うかが主要なissueになっている感じが致しました。

今年はスマコン、DEX、セカンドレイヤーが花咲きそうですが、これらの法的性質、「今までの世界」とのつなぎ目がどのようになるかは時間がかかると思います。未来を作る仕事が好きな人、未来を手繰り寄せて現実に落とし込むのが好きな人、ぼくはどちらかといえば後者ですが、いずれにしてもまだまだ楽しい業界だと思います。